山梨県の小淵沢近くで、有機農業を手がける大江さんの田んぼで、生きもの調査をしていたら、このミズカマキリがたくさん発見できました。
除草剤や化学肥料を使った田んぼでは見ることができません。したがって、日本のほとんどの田んぼから姿を消してしまったのですが、こうした無農薬の有機栽培を続けている田んぼには、戻ってくるんですね。
この田んぼには、他にコオイムシやマツモムシなど水生昆虫もたくさん泳いでいました。人間が環境に配慮した米づくりを心がけると、生きものたちはすぐ応えてくれるのです。
こんな生態系豊かな田んぼをもっともっと広げたいものです。